メトロックとは、正式には「TOKYO/OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2018」と名付けられている春フェス。
毎年5月に、大阪と東京それぞれで、二日間ずつ開催されている大型の音楽イベントです。
テレビ朝日がスポンサー企業のひとつでもあり、また資本関係のあるAbemaTVも特別協賛していることから、フェス内容の一部(東京公演の二日目だけですが)を、今年はAbemaTVで中継放映していました。
そして今回は、大阪、東京の両方で、AKB48/NMB48の山本彩が初参戦しています!
AKB48グループにはそんなに興味はないのですが、ボーカリスト/女性アーティストとしての山本彩の大ファンとしては見逃せないイベント。
今回、ネットで視聴したので、軽くライブレポをお届けします。
山本彩とは?
誰もが知ってるAKB48グループの中心メンバーで、かつNMB48の不動のリーダーですね。
NMB48の中では知名度は飛び抜けています。
そんな彼女、実はソロアルバムをすでに二枚リリースしていて、本人が作詞作曲も手がけてる作品も多く、もう一人前の女性ボーカリストであることは確かです。
テレビの音楽番組で、たまにソロでギターを演奏したり歌ったりする企画がありますが、普通のミュージシャンといっても全然おかしくないほどの貫禄と安定感がありますよね。
しかも歌もおそらくAKB48で一番うまい!といっても過言ではないのではないでしょうか。確実にアイドルの枠を超えた存在であるのは間違いありません。
AbemaTVで生中継オンエア
5/27に新木場 若洲公園で開催された、メトロック東京DAY2をAbemaTVで独占生中継していたので、今回はネットで鑑賞です。
タイムテーブルはこんな感じ。
・雨のパレード
・teto
・Official髭男dism
・緑黄色社会
15:00頃~
・Saucy Dog
・フレデリック
・Creepy Nuts
・go!go!vanillas
17:00頃~
・山本彩
・never young beach
・Yogee New Waves
・King Gnu
・Nulbarich
・KANA-BOON
20:00頃~
・UVERworld ※インタビューのみ
・MAN WITH A MISSION ※インタビューのみ
・ゲスの極み乙女。
・THE ORAL CIGARETTES
・レキシサカナクション
東京DAY2のタイムテーブルや会場(エリアマップ)を見ると、MAN WITH A MISSIONやレキシ、サカナクションが出演するWINDMILL FIELDがおそらく3つあるうちの一番大きいステージだと思われます。
山本彩の出るステージSEASIDE PARKは2番目の広さのようで、観客も十分に見渡せてこれくらいがちょうどいいんでしょうね。
大盛り上がり確実なセットリスト
17:00ころからステージが始まりました。
一曲目は、アコギをかき鳴らす、とってもパンチのある曲。
阿部真央から楽曲提供を受けた「喝采」でスタートします。いきなりボルテージはMaxに。
この観客の盛り上がりはそのままに、間髪入れずに、1stアルバムで人気のあった「レインボーローズ」、さらに、去年発売された2ndアルバムからシングルカットされた曲で、セミアコのホワイトファルコンを手に小気味よく「JOKER」を歌い上げます。
MCはところどころにはさみつつ、ここでしっとりバラード「サードマン」を。
フェスなので、最初から最後まで、のりのりRockで突き進むのもありですが、今回はここで一旦、クールダウンですね。
さらに、続いて、CMで聞いたことがある曲「ひといきつきながら」。
CMでは本人がアコギを弾きながら歌ったり、ピアニストの辻井伸行氏の伴奏で歌ったりもしていますね。
バラードではあるけれど、なんかヤル気をもらえる、というか、元気がでる曲ですね。
~今日を生きるすべてのひとに しあわせだと思える瞬間が ありますように~こんな歌詞が大好きな曲です。
さあ、ここからは、後半戦で「彼女になりたい」。
タイトルから想像するとおり、甘い歌詞ですが、曲はビートとディストーションの効いた、アグレッシブなロックです。観客とのコール&レスポンスも織り交ぜていました。
さらにのりのいい曲が続きます「スマイル」。
彼女のライブではタオル回しの曲として定番の曲です。
もうノリノリで、~Let’s go、Let’s go、keep your smile~を観客みんなで歌って最高潮に。
そしてラストの曲も、そのままタオルを回しながら「Let’s go crazy」。
とどめにジャンプで終了ー。
以上、全8曲。1stアルバム、2ndアルバムから4曲ずつでした。約40分。
サポートメンバーも強力
歌う本人の実力やノリが一番大事ですが、同じくらい重要なのは、誰がバックで演奏しているか、ということ。
ライブの質もサポートメンバーに大きく左右されることも多いですが、山本彩のサポートメンバーは、みなソロや他のバンドで活躍している実力者ばかりだから、聞いていて安心なんですよね。
前回のツアーのときとほぼメンバーは固定されていて、ドラムがSATOKO→よっちになった以外は、みんな同じでした。
- キーボード、ギター:小名川 高弘
- ギター:草刈 浩司
- ドラムス:河村 吉宏(よっち)
- ベース:奥野 翔太(WEAVER)
- コーラス:Asami
- ヴァイオリン:Ayasa
ヴァイオリンがRock/POPなバンドにレギュラーで入っているというのも、なかなかないのではないでしょうか。
ポイントのバラードの曲で、しっとりストリングスを効かせたい、というようなときにヴァイオリンユニットが入ることはありますが、ほぼ全曲でAyasaさんがノリノリで弾いていて、他のバンドとも差別化になって、いい感じでした。
メトロック東京
ありがとうございました!!!!色んなタオルが回っていて
嬉しかったしとても綺麗でした( ; _ ; )また呼んで頂けるように
もっともっともっと勉強して頑張ります。 pic.twitter.com/lkkRw3H11A— 山本彩 (@SayakaNeon) May 27, 2018
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