【おすすめ映画】イニシエーション・ラブはトリックに驚愕!

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あっちゃん、いい味だしてる!

実は私、いい歳してあっちゃん(前田敦子さん)が好きなんです。別に握手会に行くほどではないですが、AKB48総選挙ではいつも応援してました(テレビで)。で、3年ほど前に劇場に観に行った、あっちゃん主演の「イニシエーション・ラブ」をまたそろそろ自宅でも観たいと思い、いろいろ検索してみたところ、Huluにラインナップされているじゃないですか!無料お試し期間もあるし、さっそく会員登録して、見始めたところです。

Huluを始めとした動画配信サービスはこちら↓

https://www.except-for.work/post-122/

そもそも原作が良かった!

この映画、もともとは、乾くるみさんによる原作小説がベースになっています。小説自体が出版されたのが2004年ですが、内容は1980-90年代の、スマホはおろか携帯やポケベルすらない時代の恋愛小説でして、バブル世代の私にとってまさに同じ世代。小説の中には当時流行ったポップス音楽(今のJ-POP)のタイトルが使われていたり、テレビ番組や芸能人のことなどが使われていて、小説は確か2006年頃に読んだのですが、大学生から社会人なりたての頃を思い出し、とっても懐かしかった記憶があります。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)
2015年映画化決定! 主演 松田翔太、前田敦子、木村文乃/監督 堤幸彦 「...

「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」

文庫本には「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」というキャッチが付いていたくらいで、単なる恋愛小説ではなく、あるトリックが全編を通して設定されているのです。読んでる途中は、ところどころ腑に落ちない点があるんですが、読み終えたときにトリックがわかり、途中に出てきたもやもやした感じが最後に晴れ渡るような感覚。ただ、何度も前に戻って読み返すと、トリックがこんなところに効いていたのかぁ、となるほど感が半端ないです。

結局、私も2回読み返してしまったんですが、正直、自分の人生で読み返すほどの小説というのは、後にも先にもこの一冊だけなので、それだけ面白かった!ということはいえますね。

「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る」

そんなイニシエーション・ラブが映画化されるとのことだったので、果たしてどうなるのか楽しみで、さらに前田あっちゃんが主演となれば観ないわけにはいかない、ということで当時封切りされてすぐに劇場に足を運んだのです。その時の映画のキャッチコピーは、「最後の5分、全てが覆る。あなたは必ず2回観る」でした。小説ならページをめくって再度読み直すことはもちろんすぐに可能ですが、映画はまたお金を払って劇場に足を運ぶということ。2回観たくなっても実際にはなかなか難しいよな、ましてや自分はトリックを知っているし。当時はそんな考えでした。

[ネタバレ]トリックとは?

上映からもう3年ほど経過しており、ネットにもネタバレ情報はたくさんアップされているので、ここに書いても問題ないと思うので書いちゃいます。

side-Aとside-Bという、二本の物語から構成されており、どちらもタッくんとまゆちゃんの、甘酸っぱい話しが展開されます。前半のside-Aは二人が出会い、関係を熟成させるとこまで。後半のside-Bはその二人の恋愛が展開し、遠距離恋愛や浮気疑惑などで揺れ動く二人。どちらの物語もありがちな出来事で構成されており、Side-Aの数ヶ月後にSide-Bが続いている、と普通に読むとそう受け止めがちですが、ここで二つのトリックが!

  • 実は同一人物ではない!(厳密に言うと、タッくんだけ別人)
  • そして実は同時進行していた!

という二点なんですが、小説だと最後の最後まで読んで初めてこのトリックに気付きます(もちろん途中で気づく方もいるかもしれませんが、わたしは最後まで読まないとわかりませんでした)!
文字だけだと、呼び名(あだな)が同じなら当然同一人物だという思い込みがありますよね。それもあってか、巷ではよく映像化不可能!と言われていました。当然ですが映像になると同じ俳優(もしくは似た俳優)を使っていないとすぐ別人だとわかってしまうから。それをある手法で視聴者を誤解させてくれていて、だから、映画でも最後までトリックに気づかないんですね。

そんな、トリックを改めて見返したくて、Huluでもう一度観てみることにしたのでした!
皆さんもぜひ観てみてください。

わたし
わたし

原作と映画ではラストが少し違ってましたね

 

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