「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノス攻略の鍵を握る、と言われている、キャプテン・マーベルの情報をゲットするために、封切りすぐに、劇場に足を運んできました。
さすがに封切り2日目だと、館内もほぼ満席ですね。
キャプテン・マーベルの基本情報
- 監督&脚本:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
- 日本公開日:2019年3月15日
- キャスト
- ブリー・ラーソン【キャプテン・マーベル(キャロル)】
- サミュエル・L・ジャクソン【ニック・フューリー】
- ベン・メンデルソーン【タロス】
- ジャイモン・フンスー【コラス】
- リー・ペイス【ロナン】
- あらすじ
- 記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。
自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。
果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?
そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける!
- 記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。
キャプテン・マーベル、オープニングから感動的
去年(2018年)暮れに亡くなったスタン・リー氏を追悼するかのような、オープニング映像から始まりました。
いつものマーベル映画のオープニングでは、コミックのページをパラパラとめくるような映像が出ますが、今回のキャプテン・マーベルのオープニングでは、『MARVEL STUD10S』のオープニング・ロゴのなかに、スタン・リー氏のシルエットや、様々な表情などが映し出されるところから始まりました。
いつものサングラス姿だったり、飄々とした表情を浮かべながら佇むところだったり。
その後、画面が暗くなり「THANK YOU, STAN 」のメッセージが。
マーベル映画としてのスタン・リー氏への最大限の愛情と追悼を表しているんでしょうね。
グッときました。同じ想いだった人も多かったのではないでしょうか。
さて、今回の「キャプテン・マーベル」、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ3の最後に控える「アベンジャーズ/エンドゲーム」の重要な鍵を握るとも言われています。
実際、多くのマーベル作品の伏線を回収していて、なかなか見ごたえがありましたよ。
そこで、私なりの見どころをまとめてみました。
キャプテン・マーベルの見どころ1「ニック・フューリーとコールソンの絆」
本作は、年代が1995年頃の設定であり、若き日のニック・フューリーやフィル・コールソンが登場します。
今から20年以上も昔なので、おそらくニックは30代の働き盛り。コールソンは新人として扱われていました。
劇中でニックがいわれなき罪に問われ、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の仲間から追われる身となるのですが、コールソンだけは、ニックを信頼し、かばっていました。
ニックのことを慕い、リスペクトしているふうでもあり、二人の固い絆はここから始まっていたんですね。
キャプテン・マーベルの見どころ2「ニック・フューリーの片目の理由」
シールドの長官、ニック・フューリーといえば、片目のアイパッチにロングコートというスタイルが定着していますが、その片目の原因が、このキャプテン・マーベルで明らかになりました。
その理由は猫のグースだったのです。
物語の中盤でこの猫ちゃんが現れ、ニックが赤ちゃん言葉で可愛がるさまも面白いのですが、この猫のグース、実は猫ではなく「フラーケン」というエイリアン!
敵から襲われたとき、急にグースの口からタコの触手のような物が飛び出し、相手をとらえてそのまま飲み込んで、何事もなかったかのように猫の姿に戻っていく、というシーンにはビックリ!
そしてこの猫ちゃん、終盤でニックの左目をひっかいて傷を負わせるのです。
まあ猫にやられたといっても、普通は子猫にひっかかれたぐらいではかすり傷程度で、すぐ治るでしょうが、なんと言ってもこのグースはエイリアン。
秘めた力を持っているのか、傷は治るどころか、どんどん悪化して、ついには左目が失明することに。
そしてこれが、ニックの片目アイパッチのきっかけとなったのです。
なんと猫にひっかかれたことが原因だった、とは…
キャプテン・マーベルの見どころ3「アベンジャーズ計画の始まり」
2008年に公開された「アイアンマン」の中で、すでにシールドの長官になっていたニック・フューリーが、トニー・スタークに「アベンジャーズの話をしたい」と持ちかけています。
このときから超人たちを集めたチーム、アベンジャーズ計画が動き出していたのですが、アベンジャーズ計画そのものは、今回の映画「キャプテン・マーベル」の終盤で、ニックが立案・企画したのだ、ということが判明します。
ニックは、「シールドだけでは世界平和の実現は不可能。ヒーローが必要だ。」とコールソンと話しながら、アベンジャーズ計画を立案していきます。
机に向かって、企画書完成間近のニックが、ふとしたことから「アベンジャーズ」という文字を見つけ…、企画書のタイトルにも、その「アベンジャーズ」という名称を付けるのです。
そう、「アベンジャーズ計画」がここで初めて登場したことになります。
このシーンも感動的ですねぇ。
キャプテン・マーベルのエンディング
本作の終盤、キャロル(キャプテン・マーベル)は安住の地を探すため、宇宙へと旅立ちます。
その際、キャロルはニックに、ポケベルのような通信装置を手渡します。
なにか緊急事態が起きたときに、彼女にメッセージを送れるように、という意味のことを伝えて。
そう!これが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のエンディングのシーンへとつながるのです!
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の最後に、ニックが緊急連絡を入れた相手が、キャプテン・マーベルだったのです。
その通信装置には、キャプテン・マーベルの胸のシンボルが表示されていたので、相手はわかっていたのですが、なぜ、そんな装置を持っていた?なぜ連絡を?という謎が、今回始めて解明されました。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のエンディングも含め、ネタバレ情報はこちらをどうぞ。
まとめ
本作「キャプテン・マーベル」、MCUファンなら間違いなく堪能できて面白い!
現代から20年以上前の物語なのに、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」から「アベンジャーズ/エンドゲーム」へ向けたストーリーを取り持つ役目を果たしていて、また、いくつもの伏線の回収に成功しているのです。
MCUの様々な作品でのエピソードに対する伏線の回収が、このキャプテン・マーベルで見ることができて、MCUファンとしては興奮もの間違いなし映画となっていますよ。
ぜひ、これの「キャプテン・マーベル」を堪能してから、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見に行きたいですね!
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